• "吹き抜け空間"(/)
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  1. 熊本市議会 2019-08-27
    令和 元年 8月27日経済委員会・都市整備委員会連合審査会−08月27日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 元年 8月27日経済委員会都市整備委員会連合審査会−08月27日-01号令和 元年 8月27日経済委員会都市整備委員会連合審査会             経済委員会都市整備委員会                連合審査会会議録 開催年月日   令和元年8月27日(火) 開催場所    議運・理事会室 出席委員    16名         光 永 邦 保 委員長    藤 永   弘 副委員長         伊 藤 和 仁 委員     田 島 幸 治 委員         山 内 勝 志 委員     原 口 亮 志 委員         坂 田 誠 二 委員     落 水 清 弘 委員         大 嶌 澄 雄 委員     園 川 良 二 委員         倉 重   徹 委員     吉 村 健 治 委員         緒 方 夕 佳 委員     寺 本 義 勝 委員         津 田 征士郎 委員     白河部 貞 志 委員 議題・協議事項   (1)所管事項調査
                                午後 1時02分 開会 ○光永邦保 委員長  ただいまから経済委員会都市整備委員会連合審査会を開会いたします。  本日は、桜町地区開発事業について、所管する経済委員会都市整備委員会の合同で調査を行うため、連合審査会をお願いしたところでございます。  なお、都市整備委員会から呼びかけをいたしましたので、本職が委員長を務めさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。         〔了 承〕 ○光永邦保 委員長  ありがとうございます。  それでは、調査方法についてお諮りいたします。  調査方法としては、執行部より再開発事業及び関連する報告2件について説明を聴取した後、現地視察を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○光永邦保 委員長  御異議なしと認め、そのようにとり行います。  なお、各委員、御質疑等あろうかと存じますが、本日は説明の聴取及び現地視察を行うにとどめたいと思いますので、その点、御了承願いたいと存じます。  それでは、執行部説明を求めます。 ◎飯田考祐 都市政策課都市整備景観課課長  桜町地区の再開発事業につきまして説明をさせていただきます。  施設概要、これまでの事業経緯防災面での取り組みを中心説明をいたします。  まず、施設概要について説明をいたします。お手元に配付の再開発事業パンフレットをお願いいたします。この資料でございます。  パンフレットを開いていただきまして、中央配置図をよろしくお願いします。  桜町地区の再開発施設は、敷地面積約3万3,000平方メートルでございます。延床面積は約16万平方メートル、地上15階、地下1階建てでございます。ピンク色の部分商業施設でございまして、名称はSAKURA MACHI Kumamotoでございまして、149のテナントが入居いたします。青色の部分は本市が取得いたします熊本城ホール、緑色の部分ホテルでございます。ホテルにつきましては、トラスティプレミア熊本という205室のホテルが入ります。黄色の部分住宅でございまして、ザ・熊本ガーデンズという159戸の住宅が入ります。そして、1階部分には29バースを有するバスターミナルが入りまして、そのほかバンケット駐車場などで構成をされております。  図の左側、方角でいうと東側になりますけれどもシンボルプロムナードから見ますと正面が商業施設SAKURA MACHI Kumamotoのメインエントランスとなっており、その左手にホテル住宅、奥に熊本城ホールが位置いたします。  また、屋上にはくつろぎやにぎわいの場として、庭園、広場が整備されます。それぞれの用途には、後ほど御視察いただきます2階のコンコースからアクセスをすることになります。  次に、資料1をお願いいたします。  資料上段事業の主な経緯でございますけれども当該事業平成18年、九州交ホールディングスバスターミナルの再整備を初めとして、商業宿泊機能など都市機能強化を図るために再開発構想発表されたことに端を発します。平成23年には産学官のトップから成りますくまもと都市戦略会議におきまして、桜町地区の高い交通利便性商業施設等の高度な集積を初め、市民会館国際交流会館などとの一体的な利用、さらには熊本城中心商店街にも近接するという立地性から桜町再開発事業へのホール立地が合意されたところでございます。  その間、事業者におきましては、実現可能な事業計画の構築に向けて検討を重ねられ、平成26年4月に都市計画決定、27年5月に事業施行認可がなされまして事業に着手をしたところでございます。その後、旧施設解体工事を順次進めておりましたが、平成28年4月に熊本地震が発災いたしました。地震を受けまして、市と再開発事業者におきまして、桜町・花畑地区並びに熊本周辺地区開発事業等防災減災機能強化等に関する検討会議というものを立ち上げまして、施設防災減災機能強化災害発生時に果たすべき役割などについて検討を行ったところでございます。  資料中段のAの部分に書いてありますとおり、事業者におきましては地震を受けまして、これまでの施設計画を自己点検され、防災減災機能強化を図ることとされました。具体的には、耐震性能の向上としまして、耐震重要度係数というものを1.25に引き上げるとともに、杭をより強固な支持地盤へ延長するなど耐震性能強化されました。また、民間では初めての指定緊急避難所として位置づけを行いまして、一時帰宅困難者1万1,000人が3日間滞在可能な食料、給排水、発電容量を備えることとし、地震から3年後となります本年4月16日には市と事業者において、大規模災害時における帰宅困難者等への支援に関する協定書を締結したところでございます。  28年10月には熊本震災復興計画を策定いたしましけれども資料下段のBの部分にありますとおり、震災によって地域産業が甚大な被害を受けて、一日も早い回復が求められる中、当該事業は本市を含む都市圏全体の経済の再生・成長を牽引する事業でございますことから震災復興計画復興重点プロジェクト位置づけをしたところでございます。その後、市民議会の御理解、後押しのもと事業者におきまして事業を推進してきたところでございまして、来月中旬にはバスターミナル商業施設開業、12月には熊本城ホールグランドオープンをする予定となっております。  本日は、完成前ではございますけれども現地におきまして再開発施設状況を御視察いただきまして、防災への取組みとして備蓄倉庫や一時避難場所など、御確認いただきたいと存じます。  説明は以上でございます。 ◎上野勝治 新ホールマネジメント課長  私の方からは、資料2、それからお手元にお配りしております熊本城ホールリーフレット、こちらを用いて御説明をさせていただきます。  大きくは熊本城ホール整備について、それから運営について、そして誘致についてという3点を御説明させていただきます。  ではまず、リーフレットをお開きください。  中央の全体のイメージ図をごらんいただきまして、熊本城ホール先ほど説明がございましたけれども、図の一番上の方に位置しております。図の右側、バンケットと書いてあります。こちらの方が熊本城の方面でございます。シンボルプロムナード側建物中央付近シンボルプロムナードという文字の上の方にガラス張り円弧状の膨らみがあるかと思いますが、これが再開発施設エントランスでございまして、ここから入って、先ほど2階のコンコースというお話もありましたけれども、そちらの方に上がっていただいて、案内図上などを通っていくというところにしております。  また、このコンコースを進みますと通路が交差する部分になりますけれども、全体イメージの左側の図面でございます。エントランスイメージというものがあろうかと思いますが、こちらの方は自然光が入る明るい吹き抜け空間があらわれております。この空間は、人が集まりやすく、落ちつけるように配慮がなされたところでございます。また、その上、ここが熊本城ホールの顔と言いますか、エントランスロビーのところでございまして、ここに入りますと天井高が約9メーターございます。ここはおおらかに人々を招き入れ、誰もが自由に行き来できるエントランスロビーというふうにしております。また、ここは文化と知を発信する上質な空間かつにぎわいのある空間でございまして、演奏会でございますとか、上映会等各種イベント展示会など、目的に合わせて表情を変えるマルチスペースとしても整備しているところでございます。  それでは、1段目の左側のところでございます。1階のイベント展示ホール、これは面積が約1,630平米ございます。平土間空間になっておりまして、分割利用することもできます。重量物にも耐えるような床でございますので、大型のトラックですとか、そういうところが直接乗り入れて、いろいろな催事に対応できるというところにしております。どのような催事ができるかといいますと、展示会でございますとか、各種スポーツイベントフリーマーケット商談会ども開催することが可能かというふうに考えております。  その右側、2階のシビックホールでございます。こちらは可動席仮設席を置けば750席の中ホールとしての利用も可能でございます。壁の方に、両サイドのスリット上の壁があるとかと思いますが、これが反射板となっておりまして、収納してカーテンなどの幕を張ることによって、講演会でございますとか、電気音響系コンサート利用したり、この壁を前に出せば合唱やピアノアンサンブルなど、発表会やコンクール、コンサートなどにも利用できるというふうに考えております。  また、分割して利用することもできまして、可動席を前に移動させて、約300席の小ホールとしても利用可能でございます。例えば、前方で講演会をした後に、後方の方では懇親会など、1つの会場で2つの役割を担えることになっております。さらに、可動席を収納して約840平米の平土間展示会でございますとか、レセプション、ファッションショー、スタンディングライブなども可能となっておりますので、多様な催事利用できるホールと考えております。  また、ここはもう一つ特長がございまして、舞台音響照明設備が整っており、例えばギター1本で本格的なコンサートが実現可能でございまして、機材を持ち込まなくて済むために手軽にプロ並みの演出が実現でき、演劇やコンサートなど特別な発表会としても利用できるというふうに考えております。  さらに、その右側、3階の会議室でございます。約30平米から300平米の大小会議室が19室ございます。大会議室を4つ連結利用して、最大約1,200平米になります。例えば、上の方がスクール形式でございますと約720席でございます。下の方の段はシアター形式で約960席というふうになります。ここは講演会でございますとか、各種セミナー試験会場展示会学会などさまざまな催事規模に対応が可能かというふうに考えております。  さらに、一番右側のところでございます。4階から6階のメインホールでございます。約2,300席の固定席の大ホールでございまして、市民の方々の交流の場でございますとか、発表の場として文化催事市民主体のシンポジウム、地区大会などに利用が可能かと考えております。そのほかにも、ホールツアーコンサートでございますとか、学会等での利用も期待できるところでございます。  その下の段のところに、メインホールホワイエイメージというものがございます。こちらはガラス張りで明るいホワイエで、曲線木壁特長になっておりまして、実はこの曲線木壁を私ども熊本城ロゴとして、表紙の方にもつけさせていただいておりますが、ロゴマークに採用をさせていただいております。  また、このホワイエからは屋上庭園への出入りが可能でございまして、庭園越し熊本城を眺望でき、さらにはレセプション会場としても利用できるおもてなしの空間というふうにもなっております。  それでは、資料2の方に戻っていただきます。  熊本城ホール運営についてでございますが、引き渡し日については既に委員皆様にも御案内がいっていると思いますが、9月10日に竣工式がございます。その後に、私ども引き渡しというところを考えておりまして、以降、備品搬入運営のトレーニングなど開業に向けた準備を進めてまいりたいというふうに考えております。  次に、(2)の内覧会及び開業記念式典というところでございますが、10月11日に内覧会、さらには11月29日に開業記念式典予定しております。改めて来月以降、委員皆様には案内状をお持ちさせていただこうと考えております。  さらに、(3)の開業日でございますが、10月13日に1階展示ホールでのMAN WITH A MISSIONによるこけら落としを皮切りに、段階的に開業することとしております。10月19日に会議室、10月31日にシビックホール、それから12月1日にメインホールでございまして、既に新聞等でも出ておりますが、山下達郎さんのこけら落としコンサートを開催するということでグランドオープンを迎えることとしております。  それから、3の熊本城ホール誘致についてございます。  問い合わせ状況につきましては、使用許可申請済、手続中、誘致中の案件を利用年度別に記載しておりますが、右側合計の一番下、7月末の総数で302件の問い合わせが行われております。前回、経済委員会の方で報告させていただきました5月末と比較いたしますと75件の増というふうになってございます。今後も継続して、積極的な誘致活動に取り組んでまいりたいと考えております。  私の方からは以上でございます。 ◎河本英典 交通局総務課長  次の資料3をお願いいたします。  SAKURA MACHI Kumamoto開業に伴う熊本県内のバス、電車無料運行につきまして、市電も一公共交通機関として無料運行いたしますので、その内容につきまして簡単に御説明させていただきます。  1、概要でございますけれども、この無料運行につきましては、開業当日に予想されます施設周辺交通渋滞の緩和につなげるとともに公共交通機関利用促進のため、九州交ランドマーク株式会社から御提案があり、実施するものでございます。  次の2と3でございますけれども実施日開業日である9月14日土曜日の終日で、市電全線対象となります。  4、補填予定額でございますけれども九州交ランドマーク株式会社からこの無料運行についての補填があります。予定額は約483万円となっておりまして、積算方法平成30年、昨年の4月から9月までの土曜日の平均収入もとに算出をしております。今後、協定書を締結することとしております。  5、その他の無料化対象路線は記載のとおりでございます。  また、当日は多くの利用者が見込まれるため、主要電停に職員を配置して安全確保に努めてまいります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします ○光永邦保 委員長  以上で説明は終わりました。  これより、現地視察を行いますので、関係者は直ちに議会棟1階に御集合お願いいたします。         〔現地視察〕 ○光永邦保 委員長  以上で、現地視察を終了いたします。  これをもちまして、連合審査会を終了いたします。         〔現地閉会〕                             午後 2時30分 閉会 出席説明員  〔経済観光局〕    局長       平 井 英 虎    総括審議員    井 上   隆    観光交流部長   三 島 健 一    新ホールマネジメント課長                                 上 野 勝 治  〔都市建設局〕    局長       田 中 隆 臣    総括審議員都市政策部長                                 吉 澤 勇一郎    都市整備景観課長 中 村   孝    都市政策課都市整備景観課課長                                 飯 田 考 祐  〔交通局〕    総務課長     河 本 英 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